- 副業でWebライターを始めてみたけど、なんだかさびしいな…
- こんなに孤独を感じるのは私だけなのかな…?
- このさびしさはどうやって解消すればいいんだろう…
Webライターの仕事をしていて、孤独を感じたことはありませんか?
さびしさを感じたまま仕事をするのは、やる気が出ずつらいですよね。
今回は、Webライターが孤独を感じる理由や孤独の解消法について解説します。
この記事を読めば、孤独への対処法がわかり、やる気を維持しながらWebライターの仕事を続けられますよ。
25%のWebライターが孤独を感じている
そもそも、Webライターの仕事で孤独を感じたことがある人は、どのくらいいるのでしょうか。
116人のWebライターにアンケートをとったところ、29人が「孤独やさびしさを感じたことがある」と回答しています。
調査方法:クラウドワークス(実際のページはこちら)、アンケートツール「Freeasy」でアンケートを実施
調査期間:2023年6月21日~2023年6月22日
「孤独やさびしさを感じたことはない」が多い結果となりました。
Webライターは孤独になりやすい働き方なので、向いている人は気にならないのでしょう。
一方、孤独を感じている人は全体の25%で、決してゼロではないことがわかります。
孤独を感じているのはあなただけではありません…!
Webライターが孤独を感じる理由
Webライターが孤独を感じてしまう理由は、以下のとおりです。
- 1人で作業することがほとんどだから
- 外に出なくても働けるから
- クライアントとは事務的に関わるだけだから
- 人間関係が狭くなり疎外感を覚えるから
- 初心者のころは不安になることが多いから
アンケートの回答も取り上げていますよ。
1人で作業することがほとんどだから
Webライターは、他人との関わりが少ない働き方です。
- 情報収集
- 構成作成
- 執筆
などの文章を書くための作業は、チームで取り組む必要はありません。
ネットや本から情報を得られますし、構成作成や執筆はパソコンがあれば可能なので、自分1人で問題なく完結できます。
集中して文章を書きたいなら、意識して1人になることも大切です。
他人と関わりたくなくてWebライターを始めた人でも、1人でひたすらパソコンに向き合う時間が続くと、
なんだかさみしい…
と、孤独を感じるでしょう。
以下のように、1人での作業にさびしさを感じる回答がみられました。
1人で物事に取り組んでいると孤独感を感じることは常にですね
基本的には一人で黙々と作業するので、人恋しさを感じることがあります。
書いている記事の内容が人と人のあたたかい内容で、一人で夜中に黙々と記事を書いていることが孤独に感じることがございました。
外に出なくても働けるから
好きなときに好きな場所で働けるのが、Webライターのメリットの1つです。
自分でスケジュールを組み、自宅で仕事をしている人も多いでしょう。
外に出なければ人と会う機会は減るので、コミュニケーションの回数も自然と少なくなります。
誰とも話さない日が続く、なんてことはしょっちゅうです。
家族がいる場合でも、忙しかったり1人になるために生活スタイルを変えたりしていると、一緒に過ごせないので孤独感が増します。
会話がないことで孤独を感じている人の回答が、以下のように多くみられました。
一人で調べ物をして一人で執筆して、と黙々とやる仕事なので、いつか何日か誰とも話していないのに気づいた時、ふとさみしさを感じました。
前職ではチームワークで仕事していたので、会議や話し合いがない黙々と作業するライターのお仕事はさみしさを感じることがあります。
会社勤めのときとは違い、いつも一人で家で仕事をするので全く人とのふれあいが無く、別にそれが楽でもありますが、ふと孤独な暮らしだなと感じることがあります。新人社員だった昔を思い出して、あの頃は楽しかった、と回顧することがたまにあります。
クライアントとは事務的に関わるだけだから
Webライターの仕事は1人でもできますが、一切コミュニケーションをとらずに収入を得られるわけではありません。
クライアントとやりとりして業務を進めることになるので、最低限のコミュニケーションは必須です。
ただし、業務上のやりとりにすぎないので、人によっては物足りなさを感じるでしょう。
クライアントとやりとりできるのに、さびしさを感じるという回答がありました。
ウェブ上でクライアント様とやり取りをしていたとき、ふと私は顔や年齢、なかには本名などなにも知らない相手と仕事をしているのだなと思いなんとなく寂しくなったことがあります。
ユーザーからの反応を知ることができない媒体への執筆は張り合いがなくモチベーションを維持できないから。
消耗品のように扱われるライティングに意味がなく思えるから。
やりとりでふつうに人間みがほしいときがあります。
案件によっては、複数のWebライターが関わるプロジェクトに参加することもあります。
とはいえ、基本的にはディレクターと連絡をとりあうので、ほかのWebライターとの交流はありません。
ディレクターとは、Webライターをまとめ、指示を出す人のことです。
縦のつながりはありますが、横のつながりは生まれないのが実情です。
人間関係が狭くなり疎外感を覚えるから
複数の案件を抱えていたり、クライアントからの急な要望があったりすると、忙しくなることがあります。
納期に間に合わせるために、プライベートの時間をけずって働かなければならないときもあるでしょう。
交流する機会が減れば、自然と疎遠になり、人間関係が狭くなっていきます。
周りに副業している人がいないと、価値観が合わず、疎外感を覚えてさみしくなるかもしれませんね。
以下のように、話が合わないことで孤独を感じるという意見もありました。
周りの人が仕事の愚痴を言ったりできるのに、それが自分はできないこと。
世の中が様々な事に、関心や盛り上る程、少なからず疎外感は感じます。
在宅で細々と作業する独り身としては、世間との一体感もなく蚊帳の外。
職業柄社会との関りも少ない為、ネットでのコミュニケーションだけが、僅かな一体感を感じさせてくれます。
初心者のころは不安になることが多いから
Webライターを始めたばかりのころは、特に孤独を感じやすいもの。
仕事がうまくいかず、不安になるシチュエーションが多いからです。
- 応募してもなかなか受注できない
- テストライティングに受からない
- 文字単価の低い案件だと働いたわりに稼げない
- 受注できても単発で終わってしまう
今はSNSで、うまくいっている人を簡単にみつけられる時代です。
成功している人と自分をくらべてしまい、
- このままで大丈夫なのか
- うまくいっていないのは私だけなのか
- 私のやり方がまちがっているのではないか
という不安が生じ、孤独感が強まります。
アンケートでも、相談できる人がおらず不安、孤独だったという回答が最も多くみられました。
納品したのにもかかわらず、クライアントが検品を1週間くらいしてくれなかった事があり、物凄く不安になりました。
横の繋がりがないので孤独感がありました。
周りの人で活動をしている人がいなく困った時など相談することができないため、一人でなんとかしないといけないのでそれが孤独感を感じます。
どのように稼いでいけばいいのかまだ分かっておらず、孤独やさみしさを感じたことがあります
このままwebライターをしていても将来的な展望に不安しかなく、かと言って他にできることも見つからないし相談できる仲間もいないため常に孤独さを感じている。
忙しく時間が無い時に、3個も納入しなくてはならなくて、始めたばかりで何も分からない状態で上手くいかなかったのに、誰にも相談できなかったから。
Webライターの孤独をそのままにしておくデメリット
Webライターが感じる孤独をそのまま放置しておくと、以下のデメリットが生じます。
- コミュニケーション能力が落ちる
- モチベーションが下がる
コミュニケーション能力が落ちる
他人と関わらないと、コミュニケーション能力はおとろえてしまいます。
コミュニケーション能力は、
- 自分の考えを伝える
- 相手の考えを受け止める
など、スムーズな意思疎通に欠かせない力です。
コミュニケーション能力が落ちると、クライアントとの情報共有に時間がかかります。
話が通じないライターだと判断された場合は、契約を切られてしまうおそれがあります。
コミュニケーション能力は、情報共有だけでなく、文章を書く場面でも重要ですよ。
伝えたいことを文章にできず、読者が何を求めているのか汲み取れなければ、質の低い記事しか作れません。
役に立たない低品質な記事を書くライターは、仕事を回してもらえないでしょう。
モチベーションが下がる
Webライター仲間や相談できる人がいないと、以下の問題が生じます。
- 愚痴を共有できずストレスがたまる
- 困ったときの解決方法がわからず辛い
- 低単価から抜け出せず苦しい
- 張り合いがないのでやる気が出ない
1人きりで孤独に、少ない収入で働き続けるのはとても大変です。
モチベーションが下がり、Webライターをやめたくなってしまうかもしれません。
孤独だからという理由だけでやめるのは、とてももったいないです…。
Webライターが感じる孤独の解消法
Webライターがさびしさを抱えたままでいるのは、仕事に悪影響をおよぼすため、おすすめできません。
ここからは、孤独を解消する方法について説明します。
2パターンの解消法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
- 今すぐできる孤独の解消法
- Webライターに慣れたら試したい孤独の解消法
今すぐできる孤独の解消法
まず、今すぐ実践可能な孤独の解消法を紹介します。
- ラジオを聞く
- Twitterを始める
- オンラインサロンに入る
- コワーキングスペースを利用する
- 会社で働く
ラジオを聞く
人の存在を感じられるので、孤独が和らぎます。
声を聞くだけなので、自分からコミュニケーションをとることはできません。
1人で仕事をするのはさびしいけど、積極的に人と関わるのは苦手な人におすすめの方法です。
複数人でしゃべっている音声を聞くなど、人によっては孤独感が増す場合があるので、自分に合った放送を探しましょう。
ラジオを聞けるスマホアプリを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- radiko(ラジコ)…リアルタイムにラジオを聞ける
- ラジオクラウド…オフライン再生が可能
- ラジオFM…日本だけでなく世界中のラジオ放送を聞ける
Twitterを始める
Twitterを使えば、無料でほかのWebライターとつながれます。
Webライターの活動について発信すれば、反応が返ってくることが多く、励みになります。
SNSでの交流がきっかけで、オフ会などプライベートの交流が生まれる可能性もありますよ。
同じ境遇のWebライターはもちろん、
- 経験豊富なベテランWebライター
- ディレクター・編集者
など、さまざまな立場の人が発信しているのもTwitterの特徴です。
自分より稼いでいる人の発信を参考にすれば、スキル向上・収入アップも期待できます。
さらに、Twitterは仕事獲得の場としてもおすすめです。
- 「Webライター 募集」で検索する
- アカウントを育てて仕事の相談がくるのを待つ
Twitterには交流、情報収集、仕事獲得など多くのメリットがあるので、ぜひ始めてみましょう。
オンラインサロンに入る
オンラインサロンとは、インターネット上に展開する交流や学びの場を指します。
悩みを相談できたり、有益な情報を得たりなど、Webライターの活動に役立てることができます。
入会金や月額費用が生じますが、ネット上で気軽に交流できる点がメリットです。
やる気のある仲間から刺激を受けて、モチベーションアップも期待できます!
おすすめのオンラインサロンは、以下の3つです。
- Webライターラボ…Webライターに必要な知識を幅広く学べる
- ライター組合…メンバー間の交流が多く楽しみながら学べる
- ライター育成オンラインサロン…月額費用が安くコスパがいい
コワーキングスペースを利用する
オフラインで誰かとつながりたい場合は、コワーキングスペースの利用がおすすめです。
コワーキングスペースとは、複数人で空間を共有しながら作業できる場所のことです。
ネット上での顔の見えないやりとりとは異なり、実際に人の存在を感じられるので、安心感が生まれます。
イベントなどが催される場合は、利用者同士で交流できます。
人脈を広げるきっかけになり、仕事のパートナーをみつけられるかもしれませんね。
「住んでいる地域+コワーキングスペース」で検索すると、自宅近くのコワーキングスペースを探せますよ。
会社で働く
Webライターは1人で作業できるので、人間関係に悩まされることの少ない働き方です。
しかし、Webライターの働き方を孤独と感じてしまう場合は、就職して会社で働くことを検討してもよいでしょう。
出社すれば常に誰かがいるため、さびしさを感じることはありません。
困ったことがあれば、上司や同僚に相談できるのも心強いです。
ほかにも、
- 安定的に収入を得られる
- 営業の必要がなく執筆に専念できる
- 上司や先輩から指導を受けられる
などのメリットがあります。
就職となると環境を大きく変える必要があるので、今すぐ実践するのは難しいかもしれません。
孤独に耐えられなくなった場合の、選択肢の1つとして捉えてくださいね。
Webライターに慣れたら試したい孤独の解消法
続いて、Webライターの仕事に慣れてから実践したい孤独の解消法を紹介します。
- 複数のクライアントと取引する
- 取材やインタビューに挑戦する
複数のクライアントと取引する
やりとりが事務的なクライアントとだけ取引すると、認められている感覚が足りずさびしくなります。
- 合わないクライアントとの契約を終わらせる
- 相性のよいクライアントを探して契約する
などの方法で対処しましょう。
Webライターの仕事に慣れないうちから取引先を増やすと、納期に間に合わない可能性があるので注意してください。
Webライターとしての経験を積んでから、仕事を進めやすいクライアントを探すとよいでしょう。
取材やインタビューに挑戦する
取材やインタビューをおこなえば、人と関わることができます。
コミュニケーション能力も鍛えられるので、一石二鳥です。
ネット上には存在しない、専門的な知識を得られるのもメリットですね。
取材ができるWebライターは少ないので、単価アップも期待できますよ。
たとえばクラウドワークスには、以下のような案件がありますよ。
Webライターの仕事に慣れたら、差別化を図るために取材やインタビューに挑戦するのもよいでしょう。
まとめ:Webライターの孤独は自分から行動して解消しよう
今回は、Webライターが孤独を感じる理由や孤独の解消法について解説しました。
Webライターの仕事をしていて、孤独やさびしさを感じたことがある人は、全体の25%と多くはありませんが確かに存在します。
Webライターが孤独を感じる理由は、以下の5つです。
- 1人で作業することがほとんどだから
- 外に出なくても働けるから
- クライアントとは事務的に関わるだけだから
- 人間関係が狭くなり疎外感を覚えるから
- 初心者のころは不安になることが多いから
孤独を感じたら、以下の方法で対処しましょう。
- ラジオを聞く
- Twitterを始める
- オンラインサロンに入る
- コワーキングスペースを利用する
- 会社で働く
- 複数のクライアントと取引する
- 取材やインタビューに挑戦する
Webライターは、孤独やさびしさを感じやすい働き方です。
さびしくなったときに何もせずじっとしているままでは、孤独を解消できません。
自分から積極的に動いて、人とのつながりを作りましょう。
交流が増えれば世界が広がり、新しい知識が増えてWebライターの仕事にも役立ちますよ。
今回の記事を参考に孤独の解消法を実践して、楽しみながらWebライターの仕事に取り組んでくださいね。