- クラウドワークスのNDA締結のやり方がわからない…
- 秘密保持契約を結ぶ際の注意点があれば教えてほしい
クラウドワークスのNDA締結は、ボタンを押すだけで完了です。
インターネット上で手続きが終わり、契約書へのサインなども必要ありません。
今回は、クラウドワークスのNDA締結のやり方や契約を結ぶ際の注意点などについて解説します。
クラウドワークスのNDA締結のやり方
クラウドワークスのNDA締結は、
- クラウドワークスと締結する
- ユーザー間で締結する
の2種類にわかれます。
クラウドワークスとNDAを締結する場合のやり方
クラウドワークスと秘密保持契約を結ぶ場合のやり方を解説します。
クラウドワークスとの秘密保持契約には、本人確認が必須です。
本人確認がすんでいない方は、以下の記事を参考に本人確認書類を提出しましょう。
①「プロフィール編集」をクリック
クラウドワークスにログインし、マイページ右上の名前を押して「プロフィール編集」をクリックします。
②「NDA(秘密保持契約)」を選ぶ
プロフィール編集のトップページから「NDA(秘密保持契約)」を選びます。
③NDA(秘密保持契約)を締結する
NDA(秘密保持契約)の締結画面に移ります。
- NDA(秘密保持契約)とは?
- 契約違反をすると?
- NDA概要
上記の内容が表示されるので、すべて目を通して確認してください。
確認できたら、ページ下部にある「NDAを締結する」をクリックします。
④NDA(秘密保持契約)を締結したことを確認する
手続きが完了すると、ページ上部に
- 秘密保持契約を締結しました
- NDA締結済みです
と表示されます。
プロフィールにも「NDA締結済み」と表示されるので、確認しておきましょう。
以下の情報を変更すると本人確認の再提出が必要ですが、秘密保持契約の締結は取り消されないので、契約し直す必要はありません。
- 個人/法人
- 氏名
- 住所
- 会社名(法人の場合)
ユーザー間でNDAを締結する場合のやり方
クラウドワークスとは別に、ユーザー間で個別に秘密保持契約を結ぶことも可能です。
今回は、ワーカーとして秘密保持契約を結ぶ、と仮定して説明しますね。
クライアントから「秘密保持契約リクエスト」が届くので、手続きを進めます。
手続きの方法は、クラウドワークスとNDAを締結する場合のやり方と同じです。
ユーザー間で契約を結ぶ場合、契約内容の一番下に「特記事項」が追加されていることがあるので、しっかり確認してくださいね。
私の場合は、依頼内容を実績として公開したり、ポートフォリオに掲載したりしない、と追加されていることが多かったです
【注意】クラウドワークスのNDA締結は相手に個人情報が伝わる
秘密保持契約を結ぶ際は、相手に住所と氏名が開示されます。
公開されるのは相手のみで、ほかのユーザーに個人情報が伝わることはありません。
クラウドワークスは、プライバシーマークの認定を受けているため、個人情報を伝える危険性は低いと考えられます。
プライバシーマークは、個人情報の扱いが適切と認められた事業者に与えられるマークです。
一方、クライアントと秘密保持契約を結ぶ際は、個人情報を悪用される可能性があるため注意が必要です。
クライアントから秘密保持契約の締結を求められても、すぐ応じないようにしてください。
信頼性に欠けるクライアントの場合は、案件の辞退も検討しましょう。
詳しい説明は以下の記事に飛び、「クラウドワークスのゴミ案件を引き受けてしまったときの対処法」という見出しをご覧ください。
秘密保持契約で漏らしてはいけない秘密情報とは
クラウドワークスのNDA締結は、ワンクリックですむため、時間がかからずとても簡単です。
しかし、手軽だからといって契約を破ってはいけません。
たとえばWebライターの場合、以下が秘密情報にあたります。
- 公開されている記事の執筆者が自分であること
- 依頼を受けて書こうとしている記事の具体的な内容について
- クライアントが独自に有しているノウハウについて
契約違反が発覚した場合については、以下のとおり記されています。
本契約に違反すると、8条に基づき損害賠償を請求させていただく場合がございますので、契約の遵守をお願いいたします。
引用元:クラウドワークス「NDA(秘密保持契約)」
NDA概要
引用元:クラウドワークス「NDA(秘密保持契約)」
(前略)
第8条(損害賠償)
甲または乙は、本契約条項に違反したときは、相手方が被った損害を賠償する責を負うものとする。
特に気をつけたいのが、SNSでの発信です。
第三者に秘密情報を漏らしていると判断されると、信用を失って依頼してもらえなくなる可能性がありますので、十分気をつけましょう。
クラウドワークスのNDA締結以外に設定すべき項目
クラウドワークスとのNDA締結には、本人確認が必須です。
NDA締結済みになれば、クライアントからの信頼性が上がり、受注率アップも期待できます。
より受注率を高めたい方は、以下の項目も設定しておきましょう。
- プロフィール(自己PR)
- 表示用の名前
- プロフィール画像
プロフィール(自己PR)
プロフィールは、あなたの実績や人柄をアピールできる大切な項目です。
特に自己PRの文章が整っていないと、クライアントからの印象が悪くなり受注につながりません。
- 対応可能な作業内容
- 稼働可能時間
- 仕事に対する意気込み
などの要素を盛り込むと、丁寧さや信頼性をアピールできます。
以下のポイントを押さえて、読みやすい自己PRを作りましょう。
記号や箇条書きを使ってわかりやすく
同じ文末表現は2回まで
500~1,000文字以内におさめる
表示用の名前
表示用の名前とは、クラウドワークス内で使う名前のことです。
本名ではなく、偽名やニックネームでも構いません。
しかし、ビジネスにふさわしくない名前では、信頼性が欠けてしまいます。
真面目に取り組んでもらえないのでは、と思われてしまうと、仕事を任せてもらえません。
クライアントからの印象がよくなる表示名のコツは、以下の記事の「クラウドワークスで本名を使いたくないなら表示名を変えよう」という見出し内で解説しています。
プロフィール画像
プロフィール画像とは、クラウドワークス内で表示されるアイコンのことです。
クラウドワークス内におけるあなたの「顔」になるので、ぜひ設定しておきましょう。
設定していないワーカーも多いため、差別化を図れますよ。
実際の写真が最もおすすめですが、
- 似顔絵
- アバター
- 動物などのイラスト
などで構いません。
まとめ:さっそくクラウドワークスのNDA締結をやってみよう
今回は、クラウドワークスのNDA締結のやり方や契約を結ぶ際の注意点などについて解説しました。
- クラウドワークスのNDA締結はボタンを押すだけ
- クラウドワークスとのNDA締結には本人確認が必須
- クライアントとのNDA締結は個人情報の扱いに注意
- プロフィールを整えると信頼性を高められる
クラウドワークスのNDA締結は、ボタンを押すだけなので手間がかかりません。
契約書を発行する必要もないので、手軽にできるぶん秘密情報を漏らさないように注意しましょう。
たとえば大規模な案件にたずさわるからといって、SNSなどで発信することがないように気をつけてくださいね。
今回の情報をもとに秘密保持契約を結び、ルールを守って仕事を進めましょう。